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快適な住まい生活とは…【環境月間特集】風や太陽と共生を提案/ハウスメーカーの取り組み
美しい四季のある日本。
昔の人たちは、この自然のうつろいに調和する家づくりを行っていました。
冷暖房設備に頼りすぎることなく快適な暮しを送りながら、CO2の排出量を削減する。
これが、風や太陽といった自然の恵みを生活の中に取り込む、日本古来からある
自然共生の考え方です。
ハウスメーカーの間では、住宅の高気密・高断熱性能の向上を競い合う一方、
最近はこうした暮らし方につながる提案が目立ってきています。
◆ 住友林業の<マイフォレスト>「夏涼しく、冬温かく」 の考え方
○ 冬場にも太陽が室内に十分入り込むよう建物配置や窓の位置を工夫する。
○ 夏場の暑さに備えて風の通り道も考えて設計する。
○ 建物周囲の植栽を天然の空調装置として活用する。
設計に際しては個別住宅ごとの日照条件と全国840カ所のアメダスをもとに風のデータとを把握。
プランニングの前にはコンピューターによるシミュレーションも行っています。
また、柱などの構造材には、国産檜を使用しています。
国産檜を使用することは日本の山林の保護につながり、地球環境の保全にも貢献できます。
◆ 旭化成ホームズ <ARIOS>住宅内の風通しを科学的に解析
心地よさだけでなく住まいの保全という点からも欠かせない風通しの良さ。
日当たりや日射しの熱量をシミュレーションする。同時に住まいの通風もシミュレーションできる、
独自の設計支援ソフト「ARIOS」を開発。
このシステムは、各地方特有の風向きを参考に、住まいの地域の風向きを設定。
プランニングされた家の中(窓や扉の開閉など)をきめ細かく設定することで、住宅内を流れる
風の向きや強弱を表示できます。
シミュレーション画面は風の流れがわかりやすく表示され、基本プランの段階から、
窓やドアの大きさや配置を詳細に検討することができるので、風通しに恵まれた
快適な住まいづくりが可能になります。
季節や時間によって変化する光や通風の再現によって自然の力を取り入れた建築プランが
設計者の勘や経験に頼ることなく実現できるようにしました。
◆ ミサワホーム <微気候> の考え方
微気候(びきこう)デザインによって、人と風土と暮らしが響き合う住まいを実現している。
微気候とは、住まいとその周辺に限った局地的な気候のことをいいます。 ミサワホームは、
先人の知恵と先端の技術を融合させて住まいを設計することを微気候デザインと名付けました。
建物の設計や植物に影響を受けるため、温度も湿度も風も、広範囲の気象や気候とは微妙に
異なります。
この微気候を生かし、「夏も冬も旨とする住まい」 をつくることが微気候デザインです。
このように、日本古来からある自然共生の暮らし方につながる住まいづくりが
始まろうとしています。
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