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地震に強い住まいづくり

木造住宅は地震に弱いの?






今回は、木造住宅の地震対策の現状についてお話します。

政府の中央防災会議「東南海、南海地震等に関する専門調査会」は5月14日
大阪平野の中心部を走る上町(うえまち)断層帯で地震が発生すると、
経済被害は最悪で約74兆円にのぼるとする被害想定結果を公表しました。

 

また、死者が10万人に達する可能性があると想定しています。


「阪神淡路大震災で倒壊した建物の多くが木造住宅だった」

確かにそのとおりでした。
このことから木造住宅は地震に弱いというイメージをもたれる方もいるでしょう。
また、そのように指摘する専門家もいます。

その当時の木造住宅の多くは様々な理由から地震に弱かったことは事実です。


阪神淡路大震災で倒壊した木造住宅
 
 1. 古い老朽化した建物だった
 2. シロアリ被害が多かった
 3. 旧耐震基準でつくられていた

木造住宅は常に進化を続けています。
その中でも、特に大きな進化が1981年(昭和56年) から施行された
新耐震設計基準です。

この 「新耐震設計基準が施行される前の基準をもとにつくられていた」
というのが倒壊した建物にとっての一番の要因でした。


新耐震設計基準と旧耐震設計基準

新耐震設計基準は1981年(昭和56年) から施行されました。
それ以前の基準を旧耐震設計基準とよびます。
新旧基準との違いを一言でいうと、新基準になってはじめて
地震に対する粘り強さ」 という発想がもりこまれたということです。

旧基準では、「頑丈さ」 という発想しかなかったので、大地震が起こったとき、
建物にかかる荷重が極限に達してしまうと、一瞬にして倒壊するという問題がありました。
硬いものが折れるとき一瞬にして折れてしまいますね。 これと同じことです。

阪神淡路大震災では、新耐震設計基準に従ってつくられた家の多くは
震度7の激震にもかかわらず倒壊を免れました。
また、火災による延焼も免れました。


これまで、近所の建築中の現場を見てもなにも分からなかった方や、
構造見学会に行ってみたいけど 「いったい、何を見ていいかわからないよ」 という方。
新耐震設計基準を理解できれば構造の違いが理解できるようになります。



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